時給900円の普通のママから起業して
3ヶ月で月商85万→
月商200万→
月商450万→
年商5000万
2歳7歳9歳13歳
の子どもを育てながら
おうちで会社を経営する
起業・集客コンサルタント
日本総合コンサルティング株式会社
代表取締役
小桧山(こひやま)美由紀です。
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【過去の話1】私のこと
【過去の話2】私のこと〜高3〜
【過去の話3】私のこと〜留学編〜
【過去の話4】私のこと〜高3・短大〜
【過去の話5】私のこと〜妊娠〜
【過去の話6】私のこと〜地震〜
【私のこと7】〜松山へ転勤〜
前回の続き
涙の夜は早めに寝た。
そして翌日、朝起きて
ロビーに降り朝食バイキングに行った
普段では行けないような豪華な空間
朝から優雅に朝食を食べる人たちがいる中
私は少し優雅な気分で
少しでもこの時間を長く味わいたいと
ゆっくりゆっくりゆっくり
ゆっくり長い時間朝食バイキングに居続け
飛行機の時間ギリギリになってしまった
慌ててチェックアウトして
荷物を持って駅まで走る
京急線で羽田空港行きの
電車の時間を確認し
急いで改札を通ろうとした時
夫が
「定期券の解約忘れた!
行ってくる!」
と、いきなりJRのみどりの窓口に
走って逆戻りした。
この時私は
「何で昨日のうちに
やってないんだああああああああああ」
と思った。
先に改札内に入り、
ホームで待つことにした。
電車が到着しても夫はまだ来ない。
ただでさえ急いでいるのに
電車を見送り
次の電車を待った。
そうこうしているうちに
夫がゼエゼエ言いながら
ホームに到着した
羽田空港きの電車に乗り
空港到着
チェックインカウンターで
ベビーカーを預ける
そしてカウンターの係りの人が一言
「もう搭乗には間に合いません」
・・・・
「今最終搭乗です。
今から荷物検査などしていては
絶対に間に合いません。
別の便をとってください」
バイキングでゆっくりしすぎたのか
それとも
定期券を前日に
解約しなかったことが問題なのか
どっちが問題か
いや、問題なのは
今飛行機に乗れないことだ
私 「困ります!!!」
係員「そんなこと言われても・・・」
夫 「松山空港で不動産屋が
迎えにきてるので絶対この便に
乗らないといけないんです!」
ならなんでもっと早く来ないんだよ
ときっと係員は思っただろう。
だが・・・係員はこう行った
「走ってください!
付いてきてください!!」
そこから私は子供を抱え走った
荷物検査は特別なレーンを開けてくれた
本来ならゆっくり歩く歩道を進むところも
死に物狂いで走った
「こっちです!走ってください!!!!」
本当に・・・走り倒した・・・
結果飛行機に乗れた
なんとも迷惑な客だろう
だが、当時はこれっぽっちも
気づいていなかった
「ラッキーだったね!」
ラッキーじゃないだろと
昔の自分に説教したい
そうして私たちは
無事松山空港に着いた。
正直、田舎だから
緑しかない場所だと思っていた。
なのに、
新しい家に向かう街並みには
普通の都会な街並みが続いていた
新しい家は
8階建のマンションで
歩いてすぐのところに
- スーパー、
- 薬局、
- 電気屋、
- コンビニがある
今まで住んでいたところより
だいぶ便利そうな場所だった
こうして
松山での暮らしが始まった
幼稚園は、
事前に夫が見に行ってくれた園が
イマイチだったので
また1から自分で探し直した
最初の10日くらいは忙しい
片付けもあるし、
幼稚園探しもある
近くの小児科はどこにあるのかとか
公園はどこだとか
でも10日すぎてからは
だんだん落ち着いてきて、
色々なことを考える
余裕が出てきてしまった
「今頃皆は何してるのかな?」
ふとそんな気持ちがよぎり
私は当時流行っていた
mixiを開いてみることにした
久しぶりに開いたmixi
地元の友達の投稿を見てみると
『友達とご飯食べに行った』
『友達と出かけた』
などという楽しそうな投稿が
たくさんあった
ちょっと気になっただけ
皆が何してるか
ちょっと知りたかっただけ
なのに私はそれを見て
「どうして私はその場にいないの?」
「どうして私だけいけないの?」
「何で私だけ転勤なの?」
と、悲しくて悔しくて
携帯を握りしめながら
泣いたのを今でも覚えている
私には耐えられない
一人で知らない土地で
誰とも喋らず
自分だけ友達もいない場所で
ずっとずっとこの先も
過ごさなきゃいけないことが
私には耐えられないと思った
毎日毎日夫に泣いて訴えた
- 「帰りたい!」
- 「そんなに難しいことは頼んでいない!!」
- 「私はただ帰りたいだけだ!!」
- 「願いを叶えてくれ!!!」
何度も何度も言った
でも
100回言っても
転勤は終わらない
そんなことはわかっていた。
でも、どうしても
私は帰りたかったのだ
頭ではわかっていたけど
ただ・・・本当に
本当に帰りたかったんだ
いくら帰りたい
と言っても帰れないことを
ようやく理解した時、
私はmixiで友達を探し始めた
起業した今だからこそ
冷静に分析できるのだが
結局人はいくら
不満を言ったところで
その状況は何1つ変えられない
泣いても、叫んでも
状況は変わらないし
状況が変わらないなら
毎日毎日悲劇のヒロインになっても
意味がないのだ
先日youtubeにアップした
人生で関わってはいけない人トップ3
でもお伝えしているように
まさにこの当時の私は
これに当てはまっていた。
変わりたいと思ったその時
変われる方法はたった1つしかない
それは、
どうしたら
今の状況から脱出できるのか考え
解決する行動をとること。
例えば、当時の私だったら
- 今の悩み:
地元に帰りたい - なぜ帰りたいか:
友達がいない、寂しい - どうしたら解決できるか:
友達を作る、楽しい日々を送る - どうしたら実行できるか:
mixiで気の合う遊べる友達を探す。
起業する時だったら
- 今の悩み:
お金がない、パートを辞めたい - なぜお金がないか、仕事を辞めたいか:
収入が少ない、やりたくない - どうしたら解決できるか:
収入を増やす、やりたいことをやる - どうしたら実行できるか:
もっと自分が楽しめる働き方を探す
そして、私の場合
その方法が起業だったわけだ
人は追い込まれると
「自分にはもう
どうすることもできない!」
と思いがちだけど
実は大抵のことは
冷静に判断すると
必ずと言っていいほど
対処法が見つかる。
自分に乗り越えられない壁は
人生には現れない
必ず乗り越えられる
成長のチャンスが来ただけなのだ
今なら素直にそう思うことができるから
私には解決できることしかない
=悩みがないんだと思う。
悩みが出ないではなく
悩みを即座に解決する力が着いた
というのが正解かな。
私はmixiで
友達を探し始めた。
松山には、
私と同じように転勤で来た人
愛媛の旦那さんと結婚したから
引っ越してきた人が多かった
歳も私と同じくらいのママが多く
割とすぐに気の合いそうな
ママが見つかった
私はすぐに1つのコミュニティに入り
ママ会に行ってみた
ママ会当日
集合場所に到着し
あたりを見回すと誰もいない
するとその時
「美由紀さん?」
と声をかけられ
後ろを振り返ると
ほぼ全員ヤンキーのような
集団だった・・・
お店に入って一緒にランチを食べる
- ヤンキー特有の口調
- 子供は走り回るけど放置している人ばかり
- 挙げ句の果てに
自分の子供は店内に放置したまま
店から出て煙草を吸うママ - それに対して「ありえねぇよな」
と思いっきり悪口を言い始めるママ
か、帰りたい・・・
私は食べることに集中し
黙って時間をやり過ごした
ママ友探しは
また振り出しに戻った。
ちょうどその頃
長女が新しい幼稚園へ入学した
私は昔から
『〜しなければならない』
という思いが強く
特に子供が生まれてからは
その思いが一層強くなっていた。
入園が決まると同時に私は
「長女の友達を作るために
私が他のママとしっかり仲良くならないと」
というプレッシャーを持ち始めていた
入園初日
園庭にはたくさんの
ママグループがいくつもあった。
うちの長女は年中からの入園になったが
園庭には年少から入っていた
仲の良さそうなグループが
所狭しと日陰に並んでいた
「私に入れそうな
ママグループはあるかな・・・」
あったとしても
いきなり輪に入る勇気なんて当然ない
というか、
部外者が気軽に入れる輪なんてあるわけない
私は集団ではなく、
一人でいるママに話しかけようと
園庭で遊んでいる子供の方へ行った
「何組さんですか?」
「今日から入園したんです!
よろしくお願いします」
そんな会話を
『脳内で』した。
話しかける勇気が
私にはなかったのだ。
このままじゃダメだ!!!
子供がおうちに遊びに行けるような
関係を作るには
私が他のお母さんと
仲良くならないと行けない!!!!
私が頑張らなければ
私が声をかけねば
自分の中で
戦って戦って戦って
気づいた時には時は夕方になり
園庭には私たち以外には
たった2組しかいなくなっていた
その時、
そのうちの1人のお母さんが言った
「もう帰るよ〜!」
園の門の方へ向かう
私は
「このままだだめだ!!!!!
話しかけないと!!!」
と思い急いでそのお母さんに近づき
勇気を振り絞って声をかけた
「何組さんですか!?」
今度は脳内ではない
本当に声を掛けたのだ
私の顔は耳まで真っ赤になり
緊張のあまり唇が震えた
「う、うちの子は
ひまわり組なんです!!!」
数時間かけてようやく出た勇気
恥ずかしくて、緊張してようやく出た一言
返事をしてくれなかったらどうしよう
変なやつだと思われたらどうしよう
自分に自信がなさすぎて
泣きそうになりながら返事を待った
「うちはバラ組ですよ^^」
返事をしてもらえた・・・・!
たった一言
それだけに何時間もかかり
悩み、戦った。
それでも私にとっては大きな進歩だった。
しかし、会話は続かなかった
このままじゃ友達にはなれない・・・!!!
その瞬間私は
「XXXXXXXXXXXXXX」
自分でも信じられない言葉を口にした