時給900円の普通のママから起業して
3ヶ月で月商85万→
月商200万→
月商450万→
年商5000万
2歳7歳9歳13歳
の子どもを育てながら
おうちで会社を経営する
起業・集客コンサルタント
日本総合コンサルティング株式会社
代表取締役
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【過去の話3】私のこと〜留学編〜
前回の続き
どうしようかな〜・・・
そして私の頭によぎったことは
「そうだ!留学だ!留学しよう」
でした。
- 大学より楽しそう。
- 海外に興味もある。
ナイス案だ!!!
私はそう思った
親に「卒業したら留学したい」と言い
それならいきなり行くより、
まずは体験したほうが良いと
その夏、私はカナダに
3週間短期留学することになった。
高3の夏
私は初めて1人で
飛行機に乗ってカナダへ
英語は・・・
全く話せない。
もちろん事前に
勉強するわけもなく
私はカナダ出発の
当日を迎えた。
不安しかなかった
1人で行くのに
スーツケースを預けて
荷物が見つからなくなったら困る
そう思い、
私は預け荷物をなしにして
スーツケースは
機内に持ち込んだ。
機内に乗り、
ガラガラとスーツケースを引っ張りながら
席と席の間を進んで
自分の座席を探す
「あ、あった」
隣には黒い服を着た
カナダ人っぽい人が
既に座っていた。
私も席に座ろう
そう思ったら瞬間
私は気づいた
こんな重いスーツケース
どうやって
収納棚まで持ち上げるんだ?
預ければ
よかった・・・・
後ろからは
どんどん人がくる
1人で私は
オドオドする
どうしよう
どうしよう
どうしよう
すると、
その黒い服を着た
カナダ人が立ち上がり
私のスーツケースを
ひょいっと持ち上げ
収納棚に入れてくれた。
せ、せ・・・・
センキュー・・・!!
勇気を振り絞って
Thankyouと言った。
それから私は座席に座り
無事離陸した飛行機の中で
ジュースを飲み、
機内食を食べ、
映画を見て
そして寝た
着陸が近づくと
CAさんから入国の用紙が渡された
こ、これを書くのか・・・・
これを・・・・・・
これ・・・
ボールペンないと
書けないじゃん
ボールペンはスーツケースの中だ(涙)
あの重いスーツケースを
取るのは不可能
いや万一取れたとしても、
再度収納棚まで持ち上げられない
どうしよう・・・
どうしよう
どうしよう
どうしよう
100回くらい心の中で言ったその時
隣の席の黒い服を着たカナダ人が
ボールペンを貸してくれた。
2度目のセンキュー
今度は1回目より
ちょっとだけ上手く言えた。
飛行機は無事着陸
なんとか入国審査を終え
私は到着ゲートを出た
到着ゲートを出たら
エージェントのお迎えを探す。
私は
「お迎えの人は
プラカードを持っているから
すぐにわかるはず」
と親から言われていた。
出たらすぐのところにいるはずと
えぇ確かにいますよ。
到着ゲートを出たらすぐのとこに
プラカードを持った人が
大勢
どの人が私の
エージェントなのかわからなかった
公衆電話を探して
速攻親に国際電話
「いない・・・(涙)」
朝4時にも関わらず
すぐに電話に出てくれて
この時、親も心配してくれてたのかな
と思った。
親「いないわけないからもう1回探して」
私「でもいない」
とは言っても
ここでいないと
言い張ったところで
どうにもならない
ことはわかっていた。
私は電話を切って
もう一度到着ゲートに戻り
プラカードを探した。
あった!!!!
今度はプラカードを見つけた。
そして私は無事、
エージェントの車に乗った。
景色なんかはもう覚えていない
とにかく無事たどり着いた安心感と
エージェントを見つけたことで
もう既に気が抜けていた
草むらっぽいところで
車がゆっくりになり
何か建物のがあるところの横で
車が止まった
ここが事務所らしい
私は車から降り
事務所で受付をし
日本語で説明を受け
寮に案内された。
ここはUBCという
ブリティッシュコロンビア大学の
敷地内にある学生寮
普段は大学生たちが
寮として使っているけれど
夏休みだから学生たちは
寮から一旦出る必要があり
その間、短期留学生が
使えるといった感じらしい
私がこの3週間過ごすのは
2人部屋の寮
ドアを入ると仕切りがあって
私は手前の部屋
同室はどんな子だろう
英語が話せないけど
どうしたら良いんだろう
ドキドキと不安とが入り混じり
エージェントに同室の人を紹介される
・・・・・日本人かーい!!!!!
3つ下の中3の女の子だった
私は高3で1人で
飛行機に乗ってカナダに来たことを
正直すごいことだと思っていた
でもこの子は
中学生で1人飛行機に乗ってきた
なんか私って・・・
と思った
とりあえず拍子抜けではあるが
日本人で少し安心した。
その日は授業はなく、
オリエンテーション的な
アクティビディのみ
施設を案内され
美味しそうな食堂や
ちょっと使いたくないと思うような
シャワールームや
パーティールームなどなど見て
他の留学生と交流した。
他の国からは
どんな留学生が来ていたかというと
スペイン語を喋る人達が圧倒的に多く
- メキシコ人
- エクアドル人
- スペイン人
その次は中国語を喋る
- 台湾人
- 香港人
- 中国人 が多かった
韓国人もまぁまぁ多く
日本人は全部で10人くらい
と言った感じでした。
その日の夕食は自由に
カフェテリアで食べる感じだった。
トレーを持って
既に用意された
数々のおかずの中から
自分の食べたいものを
食堂のおばちゃんに
これとこれって指差し
お皿に入れてもらう
ピザ・ポテト・パスタetc…
ザ・アメリカ
(実際に行ったのはカナダだけど)
というメニューばかりが
ずらっと並び
飲み物は炭酸が多くて
私が飲めるものは
ホットチョコレートくらいしかなかった。
麦茶なんてものは
当然なく
自動販売機でも
1番甘くなさそうな飲み物が
ネスカフェのレモンティーだった。
私はレモンティーが
好きじゃないけど
お茶に1番近いのはそれしかなかったので
毎日レモンティーを飲み
ご飯の時にはカフェテリアで
ホットチョコレートを飲んでいた。
この短期留学の3週間で
私は3キロ以上太ったことは
今でも覚えている。
毎日のルーティーン
- 朝起きる
- レモンティーを飲む
- カフェテリアに朝食を食べに行く
- 支度をする
- 学校の支度をする
- 寮から皆で学校に歩く
- 午前中だけ勉強して
- ランチはまたカフェテリア
- 午後はアクティビティとして
買い物や町探検etc.. - その後15時くらいからは自由時間で
- 夕飯を食べて
- シャワーの行列に並びシャワーを浴び
- MD(同時はMDだった)で音楽を聴きながら
- 一応 単語を眺める(全く頭には入らない)
- そして 夜になったら寝る
とこんな感じだった
今私は親子留学をしに
マレーシアに移住しているけど
ここに住んでいて思うのは
日本人というだけで
気に入ってもらえることが随分多い
「何人?」と聞かれて
「日本人」と言うだけで
二言目には
「日本大好きなんだよね!」
と、ほぼほぼ皆そう答える。
カナダで短期留学した
その当時も同じだった
私は日本人というだけで
スペイン語チームの皆と仲良くお喋りしたり
買い物へ行ったり
(す・べ・て ジェスチャー)
中国語チームと遊びに行ったり
(辞書を使ってなんとか漢字で意思疎通w)
スペイン語チームと
中国語チームが交流することはないのに
私は日本人というだけで
色んな国の人達が仲良くしてくれた
英語力の上達については
今も英語が喋れないことから考えると
想像がつくだろうということで
あえて言いませんが
ある朝、
学校の授業が始まる時間になっても
まだ学校につかず
しかもゆっくり歩いている私たちを見て
先生が「ファスト!」と言ってきたのを
私 「ファスト?」
先生「ファああああスト!!!!!」
私 「・・・・」
先生「ふぅぁあああぁすトゥ」
私 「!!!!」「あわかった!」
「今日はフェスティバルなんだ!」
私と一緒に歩いていた日本人に
「今日はお祭りらしいよ〜!」
と呑気に話して歩いていた。
そして先生が突然走り出し
皆後に続いて走り出し
その後、私は先生の言っていたことが
フェスティバルではなく
ファスト
早く!!!!!!
と言っていたのだということを知った。
ま、このレベルですね。
(ひどい笑)
留学はとにかく楽しかったです。
毎日美味しいご飯も食べれて
午後には皆で
買い物に行ったり遊びに行ったり
授業は全くわからなかったし
レベル別クラスは
当然1番下のクラスで
更にはクラスの中でも
私ともう1人が断トツに英語がダメで
確かそのもう1人は
マリオって名前でした。
顔もマリオみたいだった
それでも本当に楽しかったです。
他の留学生は
基本英語が話せます。
話せないのは
日本人くらいでした。
スペイン語組は皆、
口を揃えて
「英語は簡単よ」
とペラペラが当たり前
中国語組も
英語がペラペラな人ばかりで
中には日本が好きで
学校では日本語クラブの部長をやっている
という男の子は
なんと日本語までペラペラでした。
中国語・英語・日本語ペラペラ
「ちょっと鬱陶しい」と日本語でいうその子に
「そういうのはウザイっていうんだよ」
とロクでもない日本語を教える私
・・・チーン
今思うと
この短期留学に来ていた子たちは
随分なお金持ちだったと思う
韓国から来たほとんどの子は
普段からインターナショナルスクールに
通っている子達で
中国から来た女の子は
来月から家族でカナダに移住するから
一足早く来たと
寮で同じ部屋だった
中学生の女の子は
来年からカナダの高校に行くから、
今回短期でも来たと。
その子は静岡に住んでいて
買い物に行く時は
友達と新幹線で渋谷まで
行くのが普通だそうです(中学生)
メキシコ人も
かなり金持ちなのか
町探検で買い物に行った時
高校生にも関わらずブランド服を
びっくりするくらい買いまくってました。
本当に映画に出てくるくらい
高級な紙袋を肩から下げまくって
一緒にお店を回ったときは
miumiuを見ていました。
今思えばこの短期留学自体が
結構な金額だったんじゃないかなって
とにかくどっかのお嬢様たちかな?
というような人達が多かったです。
英語力の上達についてはさておき
私にとってこのカナダ留学は
本当に本当に楽しかったし
また行きたいと思う
素晴らしい体験になりました。
た、ただし・・・
1つだけ
悪夢だったのは・・・・・・
その夜・・・・
次回に続く